三菱重工長崎造船所で建造されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の就航20周年を記念し、長崎市の長崎港で20日、市民向けに同船の体験乗船イベントが開かれた。長崎県佐々町から子どもと訪れた看護師の女性(43)は「娯楽施設が充実し、何日間も楽しめそうだった」と話した。
クルーズ船誘致に力を入れる長崎県が主催。抽選で選ばれた約50人が乗船し、船会社側の案内を受けながら客室やスクリーン付きの劇場、船内に設けられたプールなどを見て回った。
県によると、同船は2004年3月就航。全長290メートルで、乗客定員は約2700人。