春の全国交通安全運動(4月6〜15日)を前に、警視庁新宿署などは20日、事故防止の啓発パレードを実施した。交通少年団や地元町内会などの計約800人が長い列を作り、JR新宿駅周辺約400メートルを練り歩いた。日下真一交通部長は「子どもの事故防止を最重点に取り組む」と話し、参加した小学生に交通安全の模範となるよう呼びかけた。
都内のタクシー会社でつくる東京無線協同組合と協力し、児童が描いた啓発ポスターをラッピングしたタクシー18台が列を率いた。児童は警視庁音楽隊や早稲田大の吹奏楽団とともに演奏し、パレードを盛り上げた。