
遠藤さん(特別養護老人ホームラック 神戸町)

坂下高校福祉科で介護福祉士を取ったのですが、家族への支援にも興味を持ったため、社会福祉士の受験資格が取れる大学に進学。ラックで社会福祉士資格のための実習をし、先輩方の姿にひかれたので介護職として働くことにしました。
介護職の良い点は看取りの段階までしっかりと寄り添える点です。聴覚は最後まで残っているため、名前を呼ぶ声に反応していただけたり、好物を一口だけでも食べてもらえるよう工夫したり。ラックは看取りに力を入れていますので、家族でもなかなかできないことをさせていただける点にやりがいを感じています。
またラックでは、やりたいことをどんどん提案できる点も良いですね。利用者と日々話す中で、ご飯ばかりでなくパンも食べたいとおっしゃる方がいたので、昨年11月にパンバイキングを企画しました。惣菜系や甘い物などたくさん用意して並べたところ、普段あまり食べない方も夢中になって選んでくださり、ほとんどなくなりました。これからも利用者に喜んでいただけそうなことを形にしていきたいです。