【ニューヨーク共同】週明け17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比353・44ドル高の4万1841・63ドルで取引を終えた。前週に1300ドル超値を下げた反動で、値ごろ感が出た銘柄が物色され、買い注文が優勢となった。
ただ米商務省が朝方発表した2月の小売売上高の前月比伸び率が市場予想を下回ったことや、トランプ米政権の関税政策への警戒感から上昇幅は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も続伸し、54・57ポイント高の1万7808・66。
個別銘柄では、スポーツ用品のナイキ、小売りのウォルマートの上昇が目立った。半導体のエヌビディアは売られた。