隆の勝(手前)を攻める豊昇龍。突き出しで下す=エディオンアリーナ大阪

 大相撲春場所7日目(15日・エディオンアリーナ大阪)新横綱豊昇龍は隆の勝を突き出して5勝目を挙げた。大関陣は大の里が千代翔馬を寄り切って1敗を守り、かど番の琴桜は翔猿を寄り切って4勝3敗とし、初めて白星を先行させた。

 関脇大栄翔は小結阿炎を押し出し、ともに4勝3敗。新関脇王鵬は豪ノ山に押し出されて5敗目。小結霧島は若元春を下して4勝3敗とした。

 1敗のトップは大の里と平幕の高安、美ノ海。2敗は豊昇龍、平幕の尊富士ら6人となった。