東京都板橋区の首都高速道路で19日、トラックが乗用車に衝突し2歳の男児が死亡した事故で、トラックを運転していた男が「(事故直前に)右手でスマートフォンを持ち、予定を確認していた」と供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁高速隊は前方不注意が原因となった可能性があるとみて捜査している。
男は自動車運転処罰法違反の疑いで現行犯逮捕された会社員仲本大河容疑者(28)。捜査関係者によると、スマホには事故の約4分前の発信履歴が残っており、相手は出なかった。その後、スケジュールを確認するためスマホを操作したとみられる。「時速80キロ前後で運転していた」とも話している。