イスラエル軍の空爆があり、煙が立ち上るレバノン首都ベイルート南部=27日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は27日、親イラン民兵組織ヒズボラの拠点があるレバノンの首都ベイルート南部を空爆した。中東の衛星テレビ、アルジャジーラが伝えた。イスラエル軍は昨年11月の停戦合意発効後もレバノン南部に駐留し、攻撃を繰り返している。

 イスラエル軍は空爆に先立ち「ヒズボラの施設がある」として、周辺地域の住民に退避通告を出した。今月1日にもベイルート南部を空爆し、ヒズボラの戦闘員を殺害したと発表している。