日比谷公園大音楽堂=2023年6月、東京都千代田区

 「フォークの殿堂」「ロックの聖地」として愛されてきた東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)が10月から建て替え工事で使用休止となり、9月に「ファイナルコンサート」が行われる。公園の指定管理者の東京南部パークスグループが24日、発表した。

 コンサートにはフォーク、ロックなど野音ゆかりのアーティストが出演し、音楽ファンと共に「聖地」に別れを告げる。詳細は後日発表される。施設を一般公開し、ステージ上でスター気分を味わえる「日比谷野音オープンデー」も実施する。

 1923年に開設された野音。83年完成の現在の施設は初代から数えて3代目に当たる。都が再整備する方針を決めていた。