2026年に愛知県と名古屋市で共催するアジア大会とアジアパラ大会に関し、超党派の推進議員連盟が24日、首相官邸を訪れ、石破茂首相に大会への支援を要請した。両大会で計約1千億円と見込んでいた開催経費は物価高騰などの影響で大幅に増える見通しとなっており、財政面も含めた政府の支援を求めた。
大会運営費については、国は負担しないとの閣議了解がある。石破首相は「大会の意義はよく承知している。政府として閣議了解も踏まえ、協力していきたい」と述べた。会談には、大会組織委員会会長を務める愛知県の大村秀章知事も同席した。