大規模スカウトグループ「アクセス」を巡り、風俗店に女性を紹介した見返りとして支払われた「スカウトバック」を隠匿したとして、警視庁保安課は23日までに、組織犯罪処罰法違反の疑いで、代表の遠藤和真容疑者を再逮捕した。
再逮捕容疑は昨年11〜12月ごろ、青森や熊本など6県の性風俗店に、スカウトバックや顧問料としての報酬計約149万円の現金が入っていることを隠して指定した住所に送らせ、犯罪収益を隠匿した疑い。保安課によると「弁護士が来てから話す」と説明している。遠藤容疑者は風俗店側に品名を「書類」「記念メダル」などと偽らせ、「履歴のたどりやすい振り込み入金は極力避けたい」と連絡していた。