選手の強化、育成に貢献した指導者をたたえる2024年度のミズノスポーツメントール賞の表彰式が22日、東京都内で行われ、パリ五輪男子高飛び込み銀メダルの玉井陸斗(滋賀・立命館ク)を指導し、最優秀に当たるゴールドを受賞した馬淵崇英氏(61)は「本当に私でいいのかという思い。五輪でメダルを取ることだけ考えてコーチを30年以上続け、やっと思いが実った」と喜びを語った。
中国出身の馬淵氏は五輪6大会に出場した寺内健さんを始め、これまで多くの日本代表を育てた。28年ロサンゼルス五輪では玉井と日本飛び込み界悲願の金メダルを目指す。