【ナイロビ共同】ナイジェリア中部ベヌエ州にある複数の集落で17〜18日に武装集団の襲撃があり、同州知事は20日、交流サイト(SNS)への投稿で56人の住民が殺害されたと明らかにした。ナイジェリア中部では土地や水を巡る遊牧民と農民の対立が続いており、地元メディアによると警察は農民側が襲われた可能性があるとみている。

 ナイジェリア中部では近年、同様の争いに起因するとみられる襲撃が相次いでいる。今年3月下旬から4月中旬にも複数の集落が攻撃され、少なくとも計103人が死亡した。