JR東日本は18日、新幹線などによる貨客混載サービス「はこビュン」の大口輸送事業を開始した。皮切りとなる東北新幹線が新青森から東京に荷物を運んだ。これまで最大40箱程度だった積載が最大200箱程度に増え、企業のまとまった依頼にも対応できるようになる。当面は毎週金曜に1日1本、同区間を定期運行し、順次区間や線区を広げていく。
午前8時29分発の第1便は1〜2号車を荷物専用にして、水産業者の商品や引っ越しの家財が入った段ボール箱を座席の間に置いた。今秋から座席をなくし、さらに積載量を増やした車両も東北新幹線で運行する予定だ。