【バンコク共同】リゾート地として人気があるインド洋の島国モルディブの大統領府は17日までに、イスラエルの旅券保持者の入国を禁止したと発表した。「パレスチナ人に対して今も続くジェノサイド(民族大量虐殺)への断固とした姿勢だ」とする声明を出し、イスラエルを非難した。

 モルディブはイスラム教国で、声明では「パレスチナの大義との揺るぎない連帯」を表明した。昨年6月にイスラエル人の入国禁止の方針を示し、今月15日にムイズ大統領が関連法案を承認した。大統領府関係者によると、即時適用された。