住宅設備大手のLIXIL(リクシル)は16日、清潔さと優れた技術で有名な日本のトイレ文化を世界に紹介する展示施設「トイレの文化館」(愛知県常滑市)の開業記念イベントを開いた。主に明治期から現代までのトイレ53点をそろえた。一般公開は17日から。
約180平方mの展示室には、江戸時代の図面を基に復元した木製のトイレや、1967年に発売された国産初の温水洗浄機能付き便器、白地に青で絵付けをした小便器などが並んだ。19世紀に開発された英国の水洗トイレなどの海外製も展示。
トイレの文化館はリクシルの文化施設「INAXライブミュージアム」の中にあり、一般千円で全て見ることができる。