自民党東京都連は夏の参院選東京選挙区(改選数6)で調整していたNPO法人代表理事の渡部カンコロンゴ清花氏の擁立を見送った。渡部氏が過去にXで安倍政権を批判する投稿をしたとして、保守系議員を中心に問題視する声が相次ぎ、対応を迫られていた。関係者が16日、明らかにした。
都連が東京選挙区の2人目の候補として擁立する方向で調整に入った後、投稿が確認された。改めて選定作業を進める。
渡部氏は16日、投稿プラットフォーム「note」に「最終選考に臨んだが、公認には至らなかった」と書き込んだ。「十数年前の自分の投稿には、極めて不適切な言葉遣いがあったことを深く反省する」とも記した。