ニューヨーク証券取引所(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、前日比155・83ドル安の4万0368・96ドルで取引を終えた。トランプ米政権の関税政策に伴う世界経済の先行き不透明感から、売り注文が優勢となった。

 トランプ大統領は前日、関税措置を巡り自動車メーカーへの支援に言及。一方で半導体や医薬品といった品目に対し、分野別に追加関税を課す考えを示しており、米政権の関税政策による景気後退への懸念が改めて意識された。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も3営業日ぶりに反落し、8・31ポイント安の1万6823・17。