西武で若手選手中心の3軍チームが酷暑対策として、今夏に北海道美唄市で合宿を行う予定であることが15日、関係者の話で分かった。プロ野球では異例の取り組みで、8月上旬から約2週間の滞在が想定されている。冷涼な気候とされる北海道で集中して鍛錬するのが狙い。
2軍はシーズンを通してイースタン・リーグを戦うが、3軍は大学や社会人などとの練習試合を通じて実戦経験を積んでいる。近年では東京六大学野球リーグの慶大が夏季キャンプを実施するなど、多くのスポーツチームが北海道を訪れる。2026〜27年シーズンからはサッカーのJリーグが8月開幕に変更するため、夏のキャンプ地として注目されている。