8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円78銭円安ドル高の1ドル=147円57〜59銭。ユーロは1円06銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円45〜49銭。

 米関税強化への懸念から、前日に比較的安全な資産とされる円を買う動きが進んだ反動で、持ち高調整の円売りドル買いなどが優勢となった。

 市場関係者からは「米国の関税政策が転換されたわけではなく、さらにドルを買い進む材料があるわけではない」との声が聞かれた。