【ロンドン共同】英政府は6日、温室効果ガスの排出削減を目的に2030年に導入を予定するガソリン車などの新車販売禁止措置について、ハイブリッド車への適用を35年に先送りし、小規模メーカーは除外する方針を発表した。トランプ米政権による自動車への追加関税に対応し、配慮を示した。

 禁止措置を先送りする対象にトヨタ自動車のプリウスや日産自動車の「e―POWER(イーパワー)」を挙げた。小規模メーカーは、スーパーカーを生産するマクラーレンやアストン・マーチンを例示。内燃機関を使うバンも対象とする。