JR九州子会社のJR九州高速船のクイーンビートル浸水隠しで、福岡海上保安部が、海上運送法違反などの容疑で当時の社長ら数人を書類送検する方向で調整していることが分かった。捜査関係者が5日、明らかにした。北海道・知床半島沖の観光船沈没事故を受け、厳罰化された同法の安全確保命令違反容疑の初適用も検討している。
同社を巡っては、昨年8月の国土交通省の監査で浸水隠しが発覚。国交省は9月、管理者2人の解任命令を出し、10月には福岡海保が海上運送法違反と船舶安全法違反の疑いで、同社とクイーンビートルを強制捜査していた。