2024年度の車名別国内新車販売台数は、ホンダの軽自動車「N―BOX(エヌボックス)」が前年度比3・5%減の21万768台で4年連続の首位となった。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4日発表した。N―BOXは広い車内や安全性能で人気が根強い。23年10月の全面改良から新型車効果が薄れ、前年度比では減少した。
2位はトヨタ自動車の「ヤリス」で6・4%減の17万1919台だった。ヤリスの2位も4年連続となる。3位のスズキの軽「スペーシア」は26・3%増と大幅に増加した。昨年9月の派生車種投入が寄与した。
トヨタは4位「カローラ」など上位10車種に計4車種が入った。