【北京共同】格付け会社のフィッチ・レーティングスは3日、中国の長期信用格付けを上から5番目の「Aプラス」から「A」に1段階引き下げたと発表した。景気刺激のための財政支出によって公的債務拡大が続いているためだとしている。
フィッチは「内需不足や対中関税引き上げ、デフレ圧力といった課題がある中、成長を下支えするための財政政策が継続されるだろう」と指摘。国内総生産(GDP)に対する公的債務規模は今後数年にわたり急上昇する見通しだと分析した。
フィッチは昨年4月、財政赤字の拡大傾向が続くとみて、中国の格付けの見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた上で、「Aプラス」に据え置いていた。