【ソウル共同】「われわれが勝った」。韓国の尹錫悦大統領の罷免決定が下された4日、首都ソウル中心部では、尹氏の「非常戒厳」宣言に憤り、罷免を求めて集まった市民らが歓喜の声を上げた。一方、尹氏の支持者らは落胆した様子で、喜びと悲嘆が交錯した。
「運命の日」(韓国メディア)となったこの日、警察が決定を不服とした人々の暴徒化を警戒。憲法裁判所周辺では群衆の接近を阻むため大型車両で「壁」をつくり、厳戒態勢を敷いた。周辺の学校は安全のため臨時休校を決め、最寄りの地下鉄安国駅は閉鎖された。
女子大学生(23)は決定に先立ち「全員一致で罷免の判断が出て、政治が正常化することを願う」と話した。