日本国際博覧会協会(万博協会)は4日、大阪・関西万博の開幕に備え、来場者を入れて会場の運営や動線を確認する予行演習「テストラン」を始めた。来場者はパビリオンに入館できるが、建設遅れが響き、各国が自前で建設する「タイプA」の参加は全42棟のうち、3月28日時点から三つ減って21棟にとどまるという。
6日までの3日間に関係者や抽選で選ばれた大阪府民計9万人を無料で招待する。13日の開幕を直前に控えた準備の最終段階で、来場者に会場内の様子を交流サイト(SNS)で発信してもらい機運醸成にもつなげたい考えだ。自治体や企業などの国内パビリオンは全27棟が参加し、飲食店やオフィシャルストアも営業する。
4日は午前9時に東ゲートが開場すると、手荷物検査を通過した来場者が公式キャラクター「ミャクミャク」像や会場の様子を写真に撮っていた。娘が住むオーストラリアのパビリオンを予約した大阪府茨木市の桑原加代さん(63)は「国の様子を知って食べ物も楽しみたい」と笑顔だった。