地域おこし協力隊員数の推移

 総務省は4日、過疎地などに移住して地域活性化を担う「地域おこし協力隊」の2024年度の隊員数は7910人で、過去最多を更新したと発表した。増加は5年連続で前年度から710人増えた。地方移住に関心を持つ層が広がり、受け入れ自治体も増えた。23年度までの5年間に任期を終えた隊員のうち、定住したのは68・9%だった。

 隊員を受け入れた自治体は12増の1176。都道府県別の隊員数は北海道1307人、長野545人、福島354人が多かった。年齢は20代が33・2%で最も多く、30代31・0%、40代20・5%、50代10・9%だった。

 総務省は「若手が多いが50代以上も増えている」と説明。子育て後やさまざまなキャリアを積んだ後に、新たな環境を求めて隊員を志望する人がいるとみている。

 19〜23年度に任期を終えた隊員8034人中5539人が赴任先か近隣市町村に定住した。自治体職員になる人もいれば、起業して古民家カフェやゲストハウスなどを営む人もいる。