熊本市は3日、経済的に困窮した中学生向けの進学支援金を申請した生徒562人の氏名が昨年12月下旬から今年3月下旬までの間、ネット上で閲覧できる状態になっていたと発表した。氏名をマスキング(黒塗り)する手順が不十分だった。現時点で二次被害は確認されていない。
支援金は、新年度に高校に入学する中学生を対象に、一律4万円を支給する制度。市によると、氏名は黒塗り加工され目視できない状態だったが、特定の操作をすれば閲覧可能だったという。生徒の保護者が3月、市のコールセンターに連絡して判明した。
市は、全員に文書で謝罪したといい「(ネットに)公開前の再チェックを徹底する」としている。