【北京共同】中国国家安全省は3日、フィリピン国籍の3人をスパイ容疑で拘束したと発表した。うち1人は中国国内の軍事施設周辺で情報活動を行った疑い。南シナ海を巡り両国の対立が深まる中、フィリピン当局も今年1月にスパイ容疑で複数の中国人を拘束したと公表しており、対抗措置とみられる。

 中国外務省の郭嘉昆副報道局長は3日の記者会見で、フィリピン人拘束を巡り「法に基づき厳格に処置している」と正当性を主張。フィリピンに対し、事実が不透明な中で中国人にスパイの汚名を着せるのをやめるよう求めた。

 国家安全省によると、軍事施設周辺で活動していた1人はフィリピンからオンラインで指示を受けていた。