大阪・関西万博会場の人工島・夢洲(大阪市)で3日、著名文化人が手がける八つのテーマ館の合同内覧会が開かれた。万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」の体現を目指し、体験型展示や個性的な芸術作品などで来場客を魅了する。プロデューサーの1人、宮田裕章慶応大医学部教授は「未来に何が新しい価値を生むのかを感じてほしい」と話した。
テーマ館の正式名称は「シグネチャーパビリオン」。いずれも会場の中心に配置され、万博の目玉の一つ。宮田さんら8人が企画・制作した。
「いのちを響き合わせる」をテーマにした宮田さんの施設は、天井や壁がなく、自身が手がける「静けさの森」と一体化した構造だ。人工的に雨を降らし、虹を演出する展示を披露する。
クラゲをモチーフにした施設を企画したのは数学研究者中島さち子さん。中心部にそびえ立つ「創造の木」は約9千本の角材と鉄パイプで構成され、屋根全体を支える。要人を出迎える茶室を地下に設けている。
アニメーション監督河森正治さんは「いのちめぐる冒険」がテーマ。