トランプ米大統領(左)(ロイター=共同)、イランの最高指導者ハメネイ師(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米ニュースサイト、アクシオスは2日、核開発問題でイランに直接交渉を呼びかけていた米政権が間接交渉の可能性を本格的に検討していると報じた。米当局者の話としている。イランが直接交渉を拒否したため。ただ米政権ではイランとの取引は可能という意見と、交渉は時間の無駄で核施設攻撃を目指すべきだとの主張で割れているという。

 対イラン制裁強化を含む「最大限の圧力」政策を復活させたトランプ政権と、その政策に猛反発するイランが、実際に間接交渉に乗り出すかどうかが焦点となる。

 一方、米国防総省は1日、中東に展開する原子力空母を2隻態勢にすると発表した。現在展開中のハリー・トルーマンに加え、カール・ビンソンを派遣する。軍事圧力を強化する狙いがある。

 アクシオスによると、トランプ政権は直接交渉の方が成功の見込みが高いと分析しつつ、オマーンを仲介役とする間接交渉は可能としたイランの提案を排除しない構え。

 米当局者の一人は「イラン側との信頼構築を始めるため、次のステップを模索している」と説明した。