学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書を財務省が改ざんした問題で、財務省が発送した関連文書の開示決定通知が3日、改ざんを苦に自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(54)側に届いた。雅子さんの代理人弁護士が明らかにした。4日に財務省を訪れ、文書の一部を受け取る。
財務省が4日に開示するのは2013年6月〜16年6月の学園側との交渉記録や応接記録、省内のやりとりなどをまとめたファイルで、計2千ページを超える。交渉記録の一部は財務省が18年、国会に提出しており、既に明らかになった内容が含まれている可能性がある。
通知は3日午前、雅子さんの代理人生越照幸弁護士の事務所に郵便で届いた。文書のうち不開示になる部分が示されており、関係者のプライバシー保護を目的としたマスキング(黒塗り)が中心になるとみられる。生越氏は取材に対し「かなりマスキングが外れる状態になるのでは」と述べた。
財務省側は当初、雅子さんの開示請求に対し存否も含めて不開示決定を出していた。