韓国西部群山の基地を離陸する米軍のF16戦闘機=2017年4月(AP=共同)

 【ワシントン、北京共同】米政府はフィリピンへのF16戦闘機20機と関連機器の売却を承認し、1日に議会に通知した。総額は推計約56億ドル(約8400億円)。南シナ海で軍事的圧力を強める中国をけん制する狙いがある。

 中国外務省の郭嘉昆副報道局長は2日の記者会見で「地域の平和と安全を脅かし、緊張を高めてはならない」と反発した。

 米政府は声明で、フィリピンが東南アジアの政治的安定や平和、経済発展の重要な力になっていると指摘。今回の売却でフィリピン空軍の任務遂行能力が強化され、米軍との相互運用能力も高まるとした。