岡山県真庭市の市道で昨年12月、観光バスが横転し乗客11人がけがを負った事故で、県警は2日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、防長観光バス(山口県周南市)の男性運転手(65)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。
県警は安全確認を怠り、道幅の狭い雪道を走行したことが原因だと判断し、起訴を求める厳重処分の意見を付けた。
書類送検容疑は昨年12月9日午前9時45分ごろ、真庭市蒜山上徳山の市道で、45人が乗った観光バスを道路脇に脱輪させ、60代女性3人を骨折、70代女性1人を捻挫させた疑い。
県警によると、当時約10センチの積雪があり、道幅はバスの車幅に対して約10センチしか余裕がなかった。
ツアー会社によると、米子自動車道の通行止めで一般道を走行中で、運転手は「迂回路を誤った」と説明。ツアーは首都圏から新幹線で岡山に入り、バスで島根や広島を巡る予定で、岡山県美作市の湯郷温泉から島根県安来市の足立美術館に向かっていた。