【上海共同】中国スマートフォン大手、小米科技(シャオミ)は1日、同社製の電気自動車(EV)「SU7」が中国安徽省の高速道路で3月29日夜、衝突事故を起こしたと発表した。中国メディアは1日、遺族の話として、事故車は衝突で炎上し、ドアが開かなくなって、乗っていた3人が焼死したと報じた。
中国ではEVのドアが事故で開かなくなり、車内に閉じ込められた人がバッテリーの火災で死亡する事故が過去にも起きており、安全性を懸念する声が上がっていた。
シャオミは1日、専門チームを設置し対応に当たっていると説明。同社は昨年3月、セダンタイプのSU7を発売し大きな注目を集めていた。