【ニューデリー共同】大地震がミャンマーを襲った際、震源近くの病院にいた小児外科専門の吉岡秀人医師(59)が3月31日、共同通信のオンライン取材に応じた。地震の強い揺れについて、国軍と民主派などによる内戦の衝突かと思ったと振り返り、感染症の拡大や医薬品不足に懸念を示した。
吉岡医師は国際医療非政府組織(NGO)「ジャパンハート」(東京)の創設者。1カ月に1週間ほどミャンマーに滞在し、現地の医療従事者を指導する形で支援を続けている。地震が起きた3月28日午後は、活動拠点としている中部マンダレー近郊のワッチェ慈善病院で日本からの電話に対応していた。