ミャンマー中部で3月28日に発生した大地震の影響で、日本にも人には知覚できない程度の微弱な長周期地震動が到達していたことが分かった。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)の藤原広行研究主監(強震動)が1日、取材に明らかにした。
全国に設置した防災科研の地震計データを分析した。ミャンマーで地震が発生した約20分後、揺れの周期が15〜30秒と長い地震動が約10分間、確認された。
長周期地震動は地殻の表面を伝わる「表面波」による揺れ。震源の浅い大地震の際は遠く離れた国々でも観測される。軟弱な堆積層では周期が数秒から10秒で特定の高さの建物を大きく揺らすことがある。