1日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比49銭円安ドル高の1ドル=149円62〜64銭。ユーロは07銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円60〜64銭。

 朝方は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げのペースが緩やかになるとの観測から、円売りドル買いの動きが先行。トランプ米政権の関税政策による米景気の悪化懸念から、午後は比較的安全な資産とされる円を買う動きもあった。

 市場では「トランプ政権の発信に関心が集まっている」(外為ブローカー)との声があった。