【ワシントン共同】米首都ワシントンの春の風物詩、ポトマック川周辺の桜が見頃を迎え、最高気温が25度を超える陽気となった3月31日、大勢の花見客が訪れた。ポトマック川に隣接する池、タイダルベイスン沿いの道を家族や友人と散策し、思い思いに写真を撮影する姿も見られた。
70代の友人同士で来たというワシントン在住の女性は「幼い頃から復活祭が近づくと家族で桜を見に来た。美しい思い出です」と話し、桜や対岸のジェファーソン記念館の景色を堪能していた。
ポトマック川の桜は1912年に当時の東京市が苗木約3千本をワシントンに贈り、植えられたもので、日米友好の象徴になっている。