【ソウル共同】韓国各地で21〜22日に発生した山火事で、韓国政府は29日、死者が計30人になったと発表した。聯合ニュースによると、80代男性とみられる遺体が新たに見つかったほか、被災して治療中だった60代男性が死亡した。
山林庁は28日、犠牲者が計26人に上った南東部の山火事について、大規模な火災は消し止めたと発表したが、聯合によると、その後も再び一部で火が起こるなどし、消火活動が続いた。警察は29日、最初の発火地点とみられている墓地を調査した。墓参りに来た50代男性による失火の可能性があり、今後捜査を本格化する。