大阪国際がんセンター=2017年

 電子カルテシステムの障害で外来診療などを取りやめた大阪国際がんセンター(大阪市中央区)は28日、これまでに約200件の抗がん剤治療を中止し、一部の手術を延期したと明らかにした。中止や延期によって容体が悪化した患者は確認されていない。センターは31日から抗がん剤治療や外来診療を段階的に再開するとしている。

 センターによると、カルテが見られず患者の状態などが正確に確認できなかったため、27日は6件の手術を中止。28日は、うち4件ともともと予定していた全ての手術を実施した。受診中止などの影響を受けた外来患者は、最大約3500人に上る。