昨年11月に愛知、岐阜両県で開かれた自動車の世界ラリー選手権(WRC)「ラリー・ジャパン」のコースに車で進入したとして、威力業務妨害の罪に問われた愛知県東海市の被告(42)の初公判が27日、岐阜地裁多治見支部(細野なおみ裁判官)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6月を求刑、弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は4月17日。

 検察側は冒頭陳述で、被告が検問地点で、通過できないことに憤慨し...