【ワシントン共同】米商務省が27日発表した2024年10〜12月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は、年率換算で前期比2・4%増となった。今年2月に公表した改定値の2・3%増から上方修正した。市場予想は2・3%増だった。GDPにはマイナスに働く「輸入」の下方修正が要因。

 個人消費は改定値の4・2%増から4・0%増に下方修正した。設備投資は3・2%減から3・0%減にマイナス幅が縮んだ。住宅投資は5・5%増で、5・4%増から上方修正となった。輸出は0・5%減から0・2%減に、輸入は1・2%減から1・9%減にそれぞれ修正した。