京都府南丹市にある公的病院の京都中部総合医療センターは27日、がんの放射線治療などに関する診療費計約7千万円を、患者や保険者に不適切請求していたと発表した。判明したのは調査が済んだ2020年4月から24年8月まで。それ以前の分も精査しており、総額は計1億円を超える可能性がある。患者や保険者に順次返金する方針。

 センターによると、放射線治療外来で放射線治療料を請求するには医師による診察が必要。だが担当医の不在時に放射線技師が患者の体調を確かめるだけで請求しており、約5870万円過大だった。

 20年3月からは外来診療料で、請求に必要な診察をせず940万円を不適切に請求していた。