日本パラ陸連のスローガンを掲げて撮影に応じる鈴木徹氏(左端)ら=27日、東京都港区

 日本パラ陸上競技連盟は27日、中期計画と強化方針を発表し、2028年ロサンゼルス・パラリンピックでの目標を「金を含む13個以上のメダル獲得」と定めた。男子走り高跳びの第一人者でパラ6大会に出場し、昨年現役を引退した鈴木徹氏が4月1日付で強化委員長に就任する。鈴木氏は東京都内での記者会見で「メダルを量産化する施策を考えた」と語った。

 昨夏のパリ大会では9個のメダルを獲得したが、金はなし。今後は有力選手を重点的に強化する戦略で、男子5000メートル(視覚障害T11)でパリ大会銀の唐沢剣也(SUBARU)ら4人を「ゴールドメダルターゲット選手」と位置づけた。