浜松市の市道で自転車の小学生の列に軽トラックが突っ込み4人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで送検された古橋昭彦容疑者(78)が調べに「過去にも気付いたら事故を起こしていたことがある」との趣旨の供述をしていることが26日、捜査関係者への取材で分かった。昨年7月の運転免許更新の際、認知機能検査で問題はなく、静岡県警は服薬歴や通院歴についても調べている。
捜査関係者によると、軽トラックに事故につながるような異常は確認されなかったという。静岡県警は容疑者の健康状態を調べるため、25日の自宅の家宅捜索で薬の服用歴に関する書類を押収している。