【北京共同】ロイター通信は25日、中国当局が約2年間にわたり拘束していた米国の企業調査会社ミンツ・グループ北京事務所の中国人スタッフ5人全員を解放したと報じた。5人は中国当局が2023年3月に北京事務所を家宅捜索した際に拘束された。
中国で外資系企業への捜査が相次いだことを受け、海外からの対中投資が鈍化したことを中国が懸念した可能性がある。
ロイターによると、ミンツ・グループの広報担当者はスタッフの解放について「中国当局に感謝する」と表明した。拘束当時、中国政府は同社について「違法経営の疑いがある」と説明していた。