京都市のホテルや旅館などの宿泊者に課している宿泊税を引き上げる改正条例が25日、市議会本会議で可決、成立した。最高額は1泊10万円以上の場合に1万円。施行日は追って定めるが、市は2026年3月1日の宿泊から適用する予定。
改正後の税額は、1人1泊6千円未満は200円、6千円以上2万円未満は400円、2万円以上5万円未満は千円、5万円以上10万円未満は4千円、10万円以上は1万円となる。これまでは最高額でも、1泊5万円以上で千円だった。
改正後の宿泊税税収は年間約126億円で、23年度決算の約52億円から大幅増加を見込む。