西武の武内夏暉投手

 左肘故障で出遅れている西武の武内夏暉投手が早ければ5月に1軍戦で登板することが24日、分かった。今月中にファームで打撃投手を務め、4月上旬には実戦で投げ始める予定。4試合程度の登板を経て順調に調整が進めば1軍へ昇格する。

 国学院大からドラフト1位で入団した昨季は10勝6敗、防御率2・17の好成績を挙げて新人王に輝いた。1月の自主練習中に左肘の張りを訴え「左肘内側側副靱帯不全損傷」と診断され、キャンプからファームで調整していた。西口文也監督は「段階を踏んでいく。じっくり焦らずやってもらう」と説明した。