バスケットボールのBリーグは24日、地域創生についてクラブや自治体、有識者と意見交換する「まちづくり委員会」の第5回会合を開き、都市の魅力向上やにぎわいの創出につながる取り組みを強化する方針を確認した。佐野正昭専務理事は、官民との連携が鍵になるとし「Bリーグが中心となり、クラブを支援して(バスケが核となる)街づくりを実現したい」と語った。

 Bリーグは昨秋、委員会を設置。B1茨城ロボッツが、水戸市中心部の活性化のため、デパート跡地に簡易アリーナやカフェを整備した事例など、先進的な取り組みを研究してきた。島田慎二チェアマンは「街づくりは、われわれのやりたいことの最終ゴール」と述べた。