2試合連続完投した西日本短大付の中野投手=甲子園

 西日本短大付の中野が10安打5失点、157球で完投した。3点の援護をもらった直後の一回に2点を失ったが「変化球を狙われていたので、真っすぐで押して打たせて取るように心がけた」と切り替え、リードを守った。

 1回戦の完封に続き、最後まで投げ抜いた。終盤の厳しい場面でも大量点は許さず「点差もあったし、粘り強い投球ができた」。次は4強入りを懸けて横浜と対戦。「自分がいくしかないでしょう。勝てるように、しっかり準備したい」と気合十分だった。